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●2005-11-28:バランプール効果

さてさて、チェンナイで楽しい日々を送っています。

最初、チェンナイに来たときはメチャクチャな交通事情とか路上のゴミとかやたらに多い水溜りとか見てやっぱりインドは小汚いなぁ、と思っていたんだけど、いやいやいや。バランプールを体験するとチェンナイがものすごくキレイでハイソで娯楽の多い魅力的な街に見えてくる。その反動たるや、インド大好き!!って心から言えるくらい。

バランプールを嫌いになる代わりに、その他のインドをどんどん好きになってゆく。これぞバランプール効果。私みたいに自分の意思ではなくインドに来ておいて、こんなにインドが楽しいと思えるのはある意味ラッキーかも?

反面、今夜の列車でまた帰らねばならないことは非常に憂鬱です、、、。

●2005-11-26:金銭感覚崩壊中。

昨日は雨が降ったり止んだりだったので、お買い物はせずにコーヒーショップで優雅に本なんぞ読んでいた。はぁ、心地よい。

で、今日は念願の“ちゃんとフタの閉まるタッパー”を買いました。しかも、せっかくだからな色合いのやつ。こんなのバランプールに絶対ない!!
ルンルン気分でそのままたいし堂氏のオフィスに寄ったらばアルーナというお母さん的な人からものすごく怒られた、というか呆れられた。
ここのお店で買うなんてバカよ!!ここは何でもバカみたいに高いんだから!!何買ったの??タッパー!?タッパーなんかにいくらお金払ってるの??etc、、、

確かに私が買ったのはタイ製で、インド製に比べると4倍くらい高い。でも所詮タッパーだし、、、。だいたいバランプールに住んでごらんなさいよ。あまりの低品質さ加減に、必要なものでも買おうかどうか本気で悩むこともしばしばなんだから。そんなところから来てるし、しかも日本人的金銭感覚からいくとチェンナイは買い物天国に見えるわけで、値段も見ずに”この棚のものすべて頂戴”みたいなセレブ買いをやりたくなるわけよ。わかってほしいなぁ、このストレス。


食器用スポンジも買いました。


●2005-11-24:チェンナイに着きました。

今朝8時過ぎに、無事チェンナイに着きました。

こちらは雨季、しかも例年以上の大雨らしい。私達の乗った電車もチェンナイ手前で大雨が降っていたため未明にストップ&徐行運転で、予定より到着が4時間ほど遅れました。まぁ、ぐっすり眠っていたのであまり関係ないんだけど。

で、大都会チェンナイですよ!!

1970年代のバランプールから2005年の現代に戻ってきた気分。会議の入っているたいし堂氏を横目に私は早速、街に繰り出してきました。もちろん目的はお買い物。カルカッタの方がおしゃれなインド服とか多いけど、チェンナイはこじんまりとしてて狭い範囲にお店があるから便利なのです。牛もいないし、道も平らで歩きやすいし。そしてなにより、

誰も私のことを好奇の目で見ないんですよ!!
牛乳を買ったとしても私のまわりに意味なく人は寄ってこないんですよ!!


きゃっほぅ。BGMはノリノリでBoom,Boom,Boom,Boom!!な感じなわけですよ。
思わずインド靴を即買いしちゃいました。


今回の目的のひとつはキッチングッズ(ちゃんとフタの閉まるタッパーとか現代的なミキサーとか)の購入なのでそんなのも下見してきました。

チェンナイ、最高!!

●2005-11-22:チェンナイに行きます!

気付いたらもう11月も後半。
この時期はやっぱりおでんが食べたいな~、暑いけど。

ということで、明日からたいし堂氏の出張にくっついてチェンナイに行って来ます。ここから寝台列車で片道24時間強、移動を抜くと4日間の滞在。
当然買出しツアー兼ねてます。

ではでは。





先週の金曜日、喉が痛いな、と思っていたら昼ごろから突然発熱&激烈な頭痛。初日は体温がずっと39度前後をマークしてたので、変なインド病なんじゃ??という不安を抱きつつ、パブロンを飲んで週末中寝てたらなんとか直りました。ここで病気にはなりたくないなぁ。
↓今日の日記です。
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●2005-11-21:鶏肉を買うとです。

今夜のおかずは鶏肉よ!!
おかいもの~♪おかいもの~♪


「いらっしゃ~い!」

鶏肉1匹分くださいな~



あ、この元気な毛並みのいいやつでお願いします。


※このあとは音と説明だけで状況をご想像ください。

コケコケェー、バタバタバタ。(暴れる)

ボコッ!ボコッ!(こぶしで撲殺)

ガシガシガシ(羽むしられる)

バンッ!バンッ!バンッ!(ナタで頭と両足Cut off!)

グニョグニョ(内臓Take out!)

バンバンバンバンバン(食べやすい大きさにカット)


1匹分。大きめの鶏だったのでこれで約500円


うちの近所の鶏肉屋さん。

衛生的な考慮から常にその場でさばいてもらった肉を買っています。
(この店が衛生的か?という疑問もあるけど。
この街に生鮮スーパーとかはありません。)
家に帰ってすぐ肉についてる血とか残った毛とかを取りながらよく洗うのですが、
まだ「鶏肌」の温かさは残っているんですよ、、、。
1度に1匹分買って、ジップロックに入れて冷凍しています。
ちなみに鶏肉の味は日本よりインドの方が断然美味しいと思う。

●2005-11-17:情けない、、、。

インドとは関係ない話ですが、、、。



ウェットティッシュ状の蚊よけティッシュがある。今日それを使おうとしたら2枚出てきてしまったので、不要な一枚を人差し指で押しもどしていたら、勢いよく指が中に入って抜けなくなってしまった。
ウナギ捕りの仕掛けのような感じで、一度入ると弁みたいのが食い込んで全然抜けないし、かなり痛い!!!あぁ、血の気も引いてきた、、、。


再現写真。実際はもっと奥まで入ってた。

あまりの痛さと情けなさに泣いていた私を、薄情にも隣で笑っていたたいし堂氏にお願いして弁を切って抜いてもらった。

ホッと一息、無事に抜けた自分の指を見ていたら、隣で「イテテテテ、、、、」の声。見ると、たいし堂氏の指がさっきまでの私とまったく同じ状況になっていた。私より指が太いから残りの弁にはまってしまったらしい。
なんとなく入れてみたくなったんだってさ~。バカだよ、ったく。

↓下に先日更新できなかった日記があります。

●2005-11-15:ヒンドゥー教に一歩近づいた日

知り合いが新しい建物を建てるため神に祈る儀式をするという。

10時からスタートということだったので、インド感覚で11時半に行ってみたのだけれどまだ始まってなかった。

鉄骨の骨組みが出来上がっている状態だったので
「地鎮祭」というより「建て前」に近い。
あれ?「建て前」って千葉だけの儀式!?
屋根のスピーカーは近所にもお祈りが聞こえるようにするため(迷惑)。


建物の中には祭壇があり数名のヒンドゥー版お坊さんがいて、近所の人たち100人以上がビニールシートの上に足をしびらせながら座って待っていた。




各自の前にはミニ祭壇が置かれている。
インドでは男女共にあぐらが基本姿勢。


私の隣のオバサンは信仰深いらしく、
現場で貸し出される神様の絵とバナナの葉とランプ以外に
自前のお祈りグッズを持ってきていた。
とても面倒見がよく、私にもナゾの粉などをくれたり、
お祈りのお作法も随所で教えてくれた。


で、12時半。突然、皆が「ヒューーーーー」という高い声を出した。お祈り開始らしい。
お祈りはお坊さんの後に続いて唱えながら花びらや葉っぱ、黄色に染めた米粒、赤や黄色の粉などを神様の前に少しずつおいていく形式。そういったものを摘むときは右手の人指し指以外を使うらしい。お経は何を言っているかわからなかったけど基本が”オ~ン、○○○ナマハ~”で、○○○の部分が毎回変わるというものだったので、とりあえず適当にマネてみた。
それなりにサマになってたような気がする。
唱え始めて約1時間、隣の信仰深いオバサンも途中ちょっと居眠りしちゃってたけど、また突然の「ヒューーーー」でお祈り終了。


終わる頃には皆のミニ祭壇は葉っぱの山。


私の祭壇。
用意された葉っぱの袋が足りなかったのか花びらしかもらえなかったので
米粒とかと一緒にチマチマと置いてました。


それからチェンナイでやったように、お坊さんが火の置かれた皿を持って回ってくるので、両手をかざして額に持っていく。その時にお布施として1ルピーを置くようオバサンが教えてくれた。他にもクルクル回ってお祈りしたり、削ったココナッツと塩が入った皿が回ってくるのでそれを触ったり、日本以上にたくさんの儀式があった。
いろいろ体験できてヒンドゥー教にちょっと近づけた気分。参加してよかった~。

その後ミニ祭壇が片付けられ、お皿代わりの新しいバナナの葉を床に置き、配ってくれたご飯やカレー食べて(もちろん手で)、全ては終了。時刻はすでに3時半。あ、たいし堂氏にお昼ご飯作ってくるの忘れた、、、。まぁ、いいか。


今日もそうだったけど、常に誰かしらからジッと見つめられてることに慣れてきた。だいたい私がこのバランプールで育っていたら絶対異国人を見つめちゃうだろうから、彼らの気持ちもよくわかる。だから私も気にしないようにしている、
静かに見つめられている限りは、ね。

そうでない時は非常にムカつく。
この街には中国系、チベット系民族の他、東アジア顔のネパール人とかが行商に来ているから(道で服を売っている)、そういった人たちと間違われることがほとんどなんだけど、通りすがりに「ネパリ(ネパール人)!」とか、指で目を左右に押さえて細くして「チャイナ!」と言っていくアホな青年が時々いるのだ。

「だからどうした?????」という気分。

全く反応に困る。今度言われたら絶対何か言い返してやる。なめんな、コンニャロ!と思いつつ、まだ何も言ってないけどさ。
それでも日本人の私は金髪の白人に比べたらまだマシだと思われる。
この間、バランプールの長距離バスターミナルに移動途中らしき白人バックパッカーが珍しくいたんだけど、そこらへんのインド人からサインを求められてた。
ウザイだろうな~。

●2005-11-12:プライバシー確保しました。

無事、棒の装着が終わったので早速カーテンを作ってもらいました。
リビングの窓2つが廊下に面してて隣近所の子供達やナゾの男性に覗かれることが多いから、早くつけたかったのですが、、、。。

インドにはいたる所にテイラーがあって、シャツのオーダーメイドを安い手間賃(60ルピーくらい)でやってもらえる。以前、たいし堂氏がオーダーしたテイラー”STYLO Tailor”がとてもよい出来だったので、ここにお願いすることにした。


スタイロの主人


私の予想では、彼らは縫製学校で1から技術を学んだわけではなくシャツのみ作り続けて何十年のシャツ職人だ。たとえ簡単なカーテンでも彼らにとっては専門外なので、サイズ指定をイラストと共に書き、念のためデジカメでカーテンを通す棒の写真を撮って持っていった。なんたって窓ごとにサイズが違くてややこしいことになっているのに、私達はジェスチャーでしか通じあえないから。

ジェスチャー&簡単な英語(おじさんは1の位の数字しか理解しない)&超簡単なオリヤー語(私はまだ「1」と「2」と「5」と「牛乳」しか知らない。)で説明をしたけれど、おじさんも不安そうだったので一緒に9枚分の布を裁断をした。あとは縫うだけだから大丈夫だろう。できるならこのまま彼を助手に私が縫ってしまいたいが、、、。

で、縫いあがる頃に受け取りにいく。かなりラフな縫い方だけどできあがりは上々。なぜか予定より5cm以上短くなってしまったものが2セット分あったけど、まぁいいでしょう。9枚縫ってもらって手間賃100ルピー(250円)。
でもこのカーテンを先に見てたら、ここでシャツをオーダーしようとは思わないだろうなぁ。

仕事中のおじさん。さすがに縫うのは早い。


寝室。


リビング。ちょっと短い。

とにかく、これでプライバシーは確保できました。

最近、ようやく天気がよくなってきて活動範囲も広くなりました。いろいろなスポットを見つけて驚いたりしています。近々、街の雰囲気の写真を載せますね。

●2005-11-10:インドで覚悟するべきこと。①効率

カルカッタから帰った翌日、変なものを食べたらしくお腹を壊して激痛に泣く。
昨日は揃いつつある部屋のインテリアを取り付けている最中、左親指を壁に思い切りぶつけてしまい爪の一部が折れ肉から剥がれる(!!)傷を負って泣く。
バランプールに帰ってからまったくツイてない。

さてさて。
ここバランプールに限らずインド全体で言えることだと思うが、物事の進む速度が非常に遅い。理由は効率が悪いからだ。仕事は効率悪くするものという観念でもあるのか?と思うほど見ててイライラする。

例えば、我が家に来たとき8個ある窓全てにカーテンを下げるためのレールなり棒なりが付いていなかった。カーテンをつける習慣がないわけではない。
必要なものがついておらず、不要なものが多いのがここインド。


不要なもののひとつ、スイッチ。
こんなにたくさんのスイッチが各部屋の各壁に付いている。
半分は何のスイッチかわからない。


窓にはこんな棒を取り付ける


で、”業者”に頼む。ついでにクローゼットにも服を掛けられるように同じ棒を付けてもらうことにする。
そこらへんのオッサンと変わらない”業者”が来て窓枠の長さをメジャーで測る。

あのー、メジャーが斜めってますけど??

数日後、窓枠とクローゼットに合わせた長さの棒とそれを取り付けるための金具を持って来る。やっぱり目分量で取り付けていく。

だから斜めってるんだってば!!

常に彼らの動きをチェックしていないと、どうなることかと不安でいっぱい。
早速、窓枠に合わない棒が出てくる。メモった長さより短く切ったらしい。さらには、クローゼットの一部がコンクリートでできているのだが、そこは電気ドリルがないと取り付けできないと言う。そして彼らは電気ドリルを持って来ていない。
つーか、長さを測った時点でそれが必要になることぐらいはわかるだろっ!!

それから数日後、電気ドリル(と思ったらだたの大き目の金槌と杭だった。)を持ってやってくる。やれやれ、ようやく今日で完了する、と思っていたら、なんと金具のことを考えずクローゼットの幅ピッタリに棒を切っていたらしい。当然つっかえて入らない。ということで、また後日、、、。


棒の取り付けに必要な金具


クローゼットは今こんな感じ。


こんな調子なので、まだ我が家にカーテンはなく、クローゼットには服が入っていない。
ちなみに窓の大きさもバラバラなのでカーテンも”縫製業者”にオーダーしなければならないのが気が重い。

ここにはいろんな業者(職人)がいるけど大半の場合、日本の日曜大工好きなお父さんの方が明らかにレベルが高い。
インドで何かをするには、絶対自分でやった方がうまくいきます。


竹細工通りでこんなカゴを見つけました。ひとつ3ルピー(8円弱)。
早速、チェンナイで買ったポプリを入れてます。

●2005-11-3~7:「バランプール脱出記」~カルカッタ編~

ここバランプールはある程度の家電や実用品は手に入るものの、大半の人々の経済状況はようやくテレビを手に入れたばかりで、洗濯機・冷蔵庫は高嶺の花という感じなので、まだまだ生活用品をオシャレにするという意識には至っていない。
椅子やテーブルと言えば妙にたくさんの彫刻がほどこされた木製か、海の家にあるようなプラスチック製。
タオルの柄と言えば似てるようで全く似てないミッキーマウスかドナルドダック

ということで、おしゃれグッズや現代的な生活用品を求めて一番近くの大都市カルカッタに行くことにしたのです、片道12時間かけて。
インドに駐在している日本人サラリーマン家庭はバンコクやシンガポールに買出しに行くらしいけど、我が家の場合は電車でカルカッタが精一杯、、、。

カルカッタと言えば明るい現代的な部分もあるかと思えば、路上生活者や物乞いが溢れていたり、アヤシイ街角もあり、その混沌とした雰囲気は香港もバンコクも発展してしまった今、アジア最後の魔都などと言う人もいるようなかなり魅力にあふれた街。

私にとって8年ぶりのカルカッタはゴチャゴチャした街の雰囲気とかが懐かしかったが、よく見るとかなり発展していた。コーヒーショップもあるし、オシャレでGood lookingな若者が増えているし、自家用車もたくさん走っている。


カルカッタの街角



こんな感じの集合住宅が多い


以前宿泊していたサダルストリート(安宿が多く、世界中のバックパッカーが集まる個人旅行者には有名な通り)も私の記憶より明るくなった感じ。そこらへんをウロウロしてた牛も、きったない旅行者もいなかった。たまたまなのかな~?

そういえば当時サダルストリートと言えば、あるひとりのインド人露天商が日本人旅行者の間で有名だった。インドを出たことがならしいのだが、ものすごく流暢な関西弁を操るナゾの露天商”サトシ”。自称サトシなので誰も本名を知らない。売っていたのは神様の絵がプリントされたシールのみ。安くして、というと「そんなに負けてもうたら、オカアチャンに怒られてまうわぁ~」と言う。
探してみたが、以前彼がいつも店を開いていた日本人の定宿の前にはいなかった。通訳でもやった方がいいのにというくらいの日本語力があったから何か開業でもしたのだろうか?サトシ情報求む。


サダルストリートに近いマーケット。物資が豊富。



路上の野菜でさえバランプールに比べると質が格段に良く、種類が多い。


そして驚いたのは空気の汚染がひどいこと。古い車が多いので朝から街は排気ガスで曇っている。ハンカチで鼻と口を覆っても意味がないくらい。なので一日歩き回ると喉がやられてしまう。


街を走る車の半分はおんぼろタクシー。信号待ちでは必ずアイドリングストップ。その合間を縫う物売り。



カルカッタは乗り物の種類がたくさん。当然どれも暴走している。
自家用車、バイク、自転車、タクシー、オートリクショー、サイクルリクショー、
人力車、バス、路面バス、地下鉄。乗りこなすととても便利。
ちなみに大型トラックの市中心部への乗り入れは禁止らしい。


で、目的のお買い物。どんなものを買ったかと言うと、、、

★家具
・コーヒーテーブル

★ファブリック
・タオル(バスタオル、ハンドタオル)
・マット
・枕カバー
・シーツ
・クッションカバー
・カーテン用布地
・ラグ
・インド服
・カバン

★食品 その他
・パスタ類
・春雨
・フォー
・マヨネーズ
・紅茶
・米酢
・苺ジャム
・ジップロック
・本 などなど

こんな感じのものを買うためにあっちへ行ったりこっちへ行ったり。オシャレなお店がたくさんあって、カルカッタは今や買い物天国ですよ。超たのすぃ~!

結局、グルメもほどほど、観光もカーリー寺院に行っただけで買い物しっぱなしの日々でした。


買ったものの写真


今回はカルカッタ市内に実家があるたいし堂氏の同僚の所に泊めてもらったのだが、お母さんが作るベンガル家庭料理の美味しさにはビックリ!
スパイスしっかり、味もこってりのレストランとは違い、日本人好みのあっさりした味付けに最低限のスパイスでちょこっとアクセントを効かせている。ジャガイモの煮物は塩味ベースに香り付け程度のスパイスでいくら食べても食べ飽きない。やっぱりどこでもおふくろの味が一番。今度はこの味を堪能することを目的に遊びにいこうと思っている。

久々に現代的な世界に戻れたということもあるけど、とても楽しい旅行となりました。服でもレストランでも何でも選択肢の多い生活っていいな~。

近々、ぶらり旅にカルカッタを追加します。街の写真の他、お店とかレストランとかの情報を載せる予定。

●「バランプール脱出記」~番外編”衝撃”~

11月7日朝7時半、列車は無事にバランプールへ着いてしまった、、、。

大量の荷物を持って家に帰り、一息つこうとしたら先に寝室に入っていったたいし堂氏の「おぉ~~~」という声。寝室に入るとベッドや床やいたるところに
ミドリくん(※文末参照)が落ちている!!

も、も、もしかして??

バスルームのドアを開けると、、、、。
迂闊にも電気つけっ放しで外出してしまった私達に待っていた、
衝撃の光景。



バスルーム



ミドリくんに混じってガ・コウロギ・アリ・トンボ・クモ・謎の虫もいた。
インド料理のお口直し、”フェンネル”に似ている。


※いつも夜になると我が家に遊びに来る飛ぶ虫、緑色なので通称”ミドリくん”。彼らの進入経路は寝室のバスルーム。ここの窓は換気のため閉まらない構造になっていて、まだ網戸もつけていないのでバスルームの電気をつけていると、どんどんミドリくんが入ってきて、さらにはドアの隙間から寝室に進入する輩も多い。どうやら最近、大量発生したらしい。

バランプール式の洗礼は手荒いのぅ。

●2005-11-2(水):Happy Diwaliともうひとつの出来事

さて、昨日はインド3大祭りのひとつ、Diwaliだった。

光の祭りと言われているだけあって、夜になったら家庭では火を灯したロウソクなどを玄関先に置き、街は電飾で飾られる。

でもメインは11/1の夜から明け方にかけて鳴らされる激しい爆竹で、あまりの激しさに毎年各地で死者も出るらしい。私も、危険だから夕方から外出しないほうがいい、耳栓を準備しておけ、と言われた。
それもそのはず、こっちの爆竹は1尺玉の打ち上げ花火と間違えるうな”ボンッッ!!”とか、ガス爆発かとビックリするような”ドカンッッッ!!”とか、爆弾に近い音がする。そんなやつをあちこちで少年が鳴らして遊ぶのだ。

ここバランプールでは当日昼過ぎになって爆音が段々と各方面から聞こえてきた。日が暮れてくると激しさは増し、前の学生寮に住むアホ学生達もなぜか我が家のベランダの真下に位置する建物の屋上でやり始めたもんだから、振動は来るし、窓ガラスは震えるし、隣の子供も泣き出す始末。
さらにはロケット花火なども加わり、ドカン!ボン!パンパンパン!ヒューバーン!とまさに市街戦の雰囲気。

ここは田舎だから祭りの時でも夜は早く12時には静かになったが、都会だとこんな状態が朝まで、そしてそれが数日続くらしい。迷惑な祭りだ。


↑霧のように見えるのが爆竹の煙



『もうひとつの出来事』

昨日の朝我が家のベランダにレンガの塊が投げられた。犯人は前に住む男子寮(ヤツらは大学生)の学生達。実は我が家で洗濯機を使うようになったその日から、彼らの私に対する執拗な”ご挨拶”は続いていた。
基本的に無視を続けていたが、ヤツらは徐々にエスカレートしてきて最近では我が家の下に位置する寮の屋根に登ってずっと眺められたりした。

集団ストーカー。

そして昨日。私がまた無視をして部屋に入った時に、レンガを投げてきたのだ。ベランダに散らばるレンガの破片。さすがにムカついたのでたいし堂氏に報告。
昨日は学校が祭りで休みだったので日を改めてアパートのマネージャーと共に学校の校長に抗議することになったのだが、夕方になってまた学生達が屋根から私に対しはしゃぎ始めたのを見て普段は温和なたいし堂氏がブチ切れた
たいし堂氏の怒りに合わせるかのように街の爆発音が激しくなっていったのが面白かったが、直接対決30分。最終的に学生達も今後私達をからかわないということで納得してくれたようだ。

ホントだろうか!?

※明日から4日間、カルカッタへ行ってきます。早速バランプール脱出。

●2005-11-1(火):ショック!!

今日、道に犬が手足を縛られて打ち捨てられていました。死んでました、、、。

この国では牛やサルは神聖化されているけど、犬はかなり嫌われているようだ。なのに野良犬はいっぱいいる。この犬もきっとなにか悪さでもしたでしょう。

でもだからって!縛って殺すなんて!そして道にそのまま捨てるなんて!
むむむむごすぎるぅ~!!!

しかも今日はディワリというインド3大祭りのひとつと言われている大きなお祭りの日で、みんな着飾って知り合いに向かって「Happy Diwali!!」とか言っちゃってるのに。

全然、ハッピーじゃない光景、、、(T_T)


Diwaliではあまーいお菓子も食べる。スィーツ屋さんは大賑わい。


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