ひょぇー、もうインド滞在6ヶ月目に入ってしまった~。 ヤバい。オリッサ語もヒンドゥー語もろくにしゃべれないし、毎日やってるヨガの効果(期待するのは痩身)もあまりないみたい。この6ヶ月で身に付いたものは何かと探してみたけど、全身の蚊に刺され痕と足の甲にできたサンダル焼けくらいのもんだわ。どっちも、い~ら~ねぇ~。 先週の日曜日、インドの結婚披露宴(お披露目兼昼食会)に出席してきました。新郎は、たいし堂氏ところで働く調査員のお兄さんです。 今回の会場は新郎の自宅。家のある通りは、オリッサ名産のアップリケで作られた門が飾られている。 続々と集まる人々。 ウシも来てます、来てます。 部屋には新郎さんが待っています。なかなかハンサム。 さらに奥の部屋に行くと、新婦が準備中。 赤と金の布に包まれて座っているのが新婦。 ゆっくりと新婦さん登場。 ついに2人そろう。 このあと延々と親族・友人との写真撮影会が続く・・・。 新郎が首から提げてるやつ、結構豪華に見えるけど、実は紙製。 別室で2時間近く皆で語らって、いい加減お腹がすいたなぁという頃、 ようやく昼食の呼び声が。場所は自宅の屋上に作られた特設会場。 たくさんの人。日本とは違いかなりカジュアルな雰囲気。 今回は立食形式。ご飯やカレーを乗せてもらう。この他、スウィーツコーナーやアイスクリームコーナーも。 メニューは時計回りに、カシューナッツと干しぶどうの入ったご飯、ダール(豆カレー)、野菜サラダ、カリフラワーカレー、なすカレー、パニール(カッテージチーズ)カレー、マトンカレー。真ん中はライタ(ヨーグルトサラダ)。 おかずの種類が多いというだけで、特別なメニューではない。 もちろん手で食べる。私たちも手で食べることにすっかり慣れました。 パパラッチ。 食後は当然ゴミだらけ。 今日がウーティ報告の最終回です。 植物園。 かなり広い敷地に、温室やバラ園、イタリアンガーデン等があります。 温室は大人気。 インド地図も植物で。 インド人はいたずら書きが大好き。 ここではサボテンが犠牲になっていました。 イタリア庭園(らしい)。 ふぅ、疲れた。 あまりにナゾなので2回も行ってしまった「Japanese Garden」。↓ 入り口・・・。 うーん・・・。ここなのかな~? どこらへんが日本庭園? しいて言うなら、『小学校の中庭』だけど。 あ、これが日本っぽい?? ん??? なんじゃ、こりゃ? 意味わかんねぇ~! 以上、 インド版日本庭園でした。 植物園の前では、フレッシュなお花や人参が売っています。 高原野菜が新鮮というイメージはこちらも一緒。 人参の束を買って、おやつ代わりに植物園でポリポリ食べるのです。 とれたてニンジン。 "Madam, parking."(マダム、僕は駐車場で待っています。) "Madam, here"(マダム、やっぱりここで(植物園の入り口)待っています。) "Madam,good??"(マダム、植物園はよかったですか?) "Mdam,carrot?"(マダム、人参買いたいですか?) "Madam,purchase?その1"(マダム、次はお土産買いに行きますか?) "Madam,purchase?その2"(マダム、お土産は買いましたか?) "Madam??"(マダム、今何とおっしゃいましたか?) だいたいはその場の状況で理解できたんだけど、最後の"マダム?(今何と言いました?)"には思わず笑ってしまった。これは直球すぎるだろ~。 野菜市場。 野菜や果物の並べ方がオリッサとは違ってきれい。 バランプールにない野菜も売っていました。 思わずアボガドを大量に買ってしまった。 夕暮れの街。 夕陽。 夜景。 ホテル。 ウーティが一望できて、なかなかいい所だった。 夜のキャンプファイヤー。 すっごく寒くて、みんなお酒をがぶ飲み。 ウーティ3日目の最終日、 ようやく数時間の自由時間ができた たいし堂氏&同僚たち総勢20名とウーティ湖でピクニック。 印象に残ったのは、いろんな花がいたるところに咲いていたり、カラフルな野菜が豊富に売っていたり、夕焼けに染まる家々や、とにかく色とりどり、色の変化を楽しめる街でした。結構癒し効果のある街です。 昨日の続きです・・・。 ウーティに到着して早々、早速会議に入るたいし堂氏たちを笑顔で見送り、私も早速街に繰り出してきました。 驚いたのは、街が(衛生的に)きれいだということ。道にゴミがほとんど落ちていません。一般的なインド人は何のためらいもなく道にゴミを捨てちゃいます。 また、この街では買い物の際に使われるビニール袋が禁止されています。そのため買い物をすると、観光客には紙袋か布の袋に入れてくれます。地元の人だとお買い物袋持参という人も少なくないようです。過去3回もビニール袋禁止令を出しておきながら、その度に徹底できなかったバランプールとは大違い。 観光地ということもあるのかもしれないけど、ウーティの人々の意識の高さに感動しました。 バランプリーよ、とりあえずツメの垢を煎じてもらいなさい。 街はアップダウンが激しい。 建物は他のインドの街とは違い、何となく異国情緒があります。 英国時代の名残? 子供たち。 みんな私より英語がウマい。コンチクショー。 小さなおばあちゃんの、小さな八百屋。 街をブラついているのは牛より、馬が多いのも特徴的。 夏場の観光シーズンにはホースレースも開催される。 インドっぽくないけど、 ウーティはホームメイドチョコレートが有名なのです。 専門のお店もあるし、こんな地元向けの商店でも売っています。 味はかなりおいしい!! もちろんお土産として大量に購入しちゃいました。 展望台のある丘に行きました。 望遠鏡があるんだけど、もれなく操作と説明をしてくれるオジサンが付いてきます。 『ここがバススタンドね。次は競馬場。見えるでしょ?』って言ってたけど、残念、ズレてました。 お茶畑があるんだから当然、お茶もお土産の定番。 写真はお茶工場。 工場でお茶について学んだあと、即売所でお茶っ葉を購入。 インドでの母、アルーナ(写真奥)が品質の良さを認めたので 普通のブラックティー用茶葉の他、 チャイ用の"ダスト"と呼ばれるクズ茶葉を ストロングとマイルドの2種類ゲット。 家でブレンドして好きな濃さにします。 お茶工場の近くにいたトラ2匹。 写真を撮ったら、近くにいたオジサンが "写真撮ったんだから金くれよ"。 インドでよくある商売「写真撮らせ屋」。 ウーティ一番の名産「ユーカリオイル(別名ニルギリオイル)」。 ウーティのあるニルギリ山脈は、ユーカリ林がたくさんあります。 頭痛の時にこめかみに塗ったり、 沸騰しているお湯に数滴たらして蒸気を吸うとセキが止まったりと、 効能はいろいろ。 タイガーバームみたいな匂いがする。 他にもゼラニウムオイルとか数種類あります。 続きはまた明日・・・。 おー、今日はひな祭りだ。インド風に言うと、ヒナプージャ。そんなことは、どうでもいいって?? おととい、1週間ほどの旅行を終えてバランプールに帰ってきました。予想通り、ベランダはサルの好き放題。まさに阿鼻叫喚ですな。 では、今回の旅について。 (そもそも、どうしてここに行くことになったのかは『たいし堂』を参照ください)。 ウーティ(Ooty)とはインド国内では名の知れた、南インド・タミルナードゥ州にある高原リゾート。こちらはすっかり気候が暑くなってきているし、森やお茶畑を眺めながら、蒸気機関の登山列車に乗って山を登ることができるということで、楽しみにしていたのです。 問題は、たどり着くまでの道のりが長いこと。まず、バランプールから夜行列車で20時間強かけてチェンナイへ向かい、電車を乗り換えて約10時間、Mettupalayamというふもとの街まで向かいます。そして登山列車で5時間ほど山を登ってようやく到着。 会議のためだけにここまで来なければならないたいし堂氏他オリッサ組は、本当にかわいそうだと思う。変わりに私がたくさん遊んできます! 今日は登山列車の様子。 蒸気機関車に乗るのはこれが初めのような気がする。 もともとは茶葉を輸送するために利用されていたけど、 今は完全に観光用。 出発!シュッポー!! 車両は木造。 長椅子が向かい合わせに8列、 各列の両脇にドアが付いている。 ちょっと狭い。 スピードは決して早くなく、上り坂に差し掛かると 「誰か後ろで押してるの??」って思うくらい、 ガッタン、、、ガッタン、、、と、ゆっくり動いていきます。 30分に1回くらい、電車の水分補給のため止まります。 その度に外へ出て写真撮影。 途中の駅で 綿あめを食べてます。 石炭燃えてます。 高度が上がるにつれ、景色が良くなってくるので 歓声があがりっぱなし。 狭い車内は興奮気味。 山にはいろんな色の花が咲いていて、とてもきれい。 電車に、Znewsというインドのニュースチャンネルの取材クルーがいて、 外国人に登山列車の感想などを聞いていました。 写真は取材を受けるたいし堂氏の同僚。 だんだん、茶畑が見えてくるようになります。 途中の駅。 駅名はヒンドゥー語、タミル語、英語で表記。 バランプールを出てから約36時間、 ついにウーティ到着!! 下界と比べて、かなり涼しいし、緑がキレイ!! で・も、とりあえず景色より早くお風呂に入りたい・・・。 そんなわけで、明日はウーティの街の様子を紹介します。 最新の日記に戻る |